大地震の間に相関性なし、発生頻度は100年前と同じ　米研究　[12/20]

大地震の間に相関性なし、発生頻度は100年前と同じ 米研究
2011年12月20日 14:58　発信地:ワシントンD.C./米国


　マグニチュード（M）9.0の東日本大震災。2010年に起きたM8.8のチリ大地震。
2004年のM9.0のスマトラ島沖地震。近年発生したこれらの地震の間の相関性が指摘
される中、「大地震が起きる可能性は100年前に比べて増えているわけではない」とする
論文が、19日の米科学アカデミー紀要（PNAS）に発表された。

　米カリフォルニア大学バークレー校の研究チームは、1900年までさかのぼって世界の
地震記録を精査し、M7.0以上の大地震の頻度に統計的に有意な増加がなかったことを
見出した。

「注意深くならなければならない。人間はとかく、不規則な一連の出来事にパターンを
見つけたがるものだから」と、研究を率いた統計学部のピーター・シアラー氏は言う。
「統計的検定を行って調べたところ、（一連の大地震が）ランダムではない、とは言えない
ことが分かった」

　1950年から1965年の間にM8.5以上の非常に大きな地震が過度に多く発生していた
ものの、その後の1965〜2004年の長いスパンで見るとこうした地震の頻度は極めて
低かった。2004年以降はM8.0以上の地震の頻度が高まり、特に過去5年は頻度が
記録的に高まったが、同程度の頻度は過去にもあった。

http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2846704/8218003

■地殻も分析

　研究チームはさらに、大地震の間に相関性があるのか、あるとすればそれはどのような
ものかを調べるため、地殻を分析した。

　その結果、例えば南米の大地震と日本の大地震の相関性を示す物理的原因らしき
ものは見当たらなかった。「2つの地震の間になんらかの物理的な関係があるだろうと
考えるには、離れすぎていた」（シアラー氏）

　以上の2つの結果から論文は、「世界がいま直面している大地震のリスクは過去における
リスクを上回るものではない」と結論づけた。これは今年に入って英科学誌「ネイチャー
ジオサイエンス」に発表されていた「大地震のあとは（余震により）局地的な危険は高まるが
、世界的に地震の危険が高まるわけではない」とする論文と合致するものだ。

　だが、2009年に英科学誌ネイチャーに掲載された「地震波は遠く離れた断層に影響を
及ぼし、遠隔地の地震リスクを高める恐れがある」とする論文とは真っ向から対立する。
(c)AFP

http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2846704/8218003

「ランダムではない、とは言えない」
→「ランダムだお」
ややこしい表現やめて欲しい

>>3

ランダムではない、とは言えない＝ランダムかもしれないしランダムではないかもしれない
じゃね？

結局のところシアラー氏は、
「私は真実を知りません、ですが通説が真実であると断言出来ないことは知っています」と言ってるだけ
批判はするが対案は出さない
シアラー氏が正しければ、地震研究はむしろ後退したと言える
「地震学者が、知っている、と思っていた範囲」が狭まるわけだから

以下地震兵器禁止

コストメリットがなさすぎる

>>3　>>5
一般的反応はこういうもんなんだな。ランダム性に重大な発想転換を強いたのが
カオスなんだよ。それまでランダムといえば統計学の独壇場だったんだが。まあ
興味があったらランダム、カオスで調べてみるといい。

関東震災が怖い

百年ぐらいじゃ比較する意味ないだろ。
少なくとも千年以上のスパンで考えるべき。

究極的にはランダムなわけないだろ
地球上のすべての原子の状態を知ることができたら運動方程式ぶち込んで予測できるんだから

って事は
東電の言う想定外は国際的に通用しないって事だな