講師が飲酒運転で懲戒免、隠蔽で校長を停職処分
福岡県教育委員会は5日、道交法違反(酒気帯び運転)で略式命令を受けた
同県みやこ町立豊津中学校の本田晴嵩講師(23)を懲戒免職にした。
また町教委に報告を怠ったとして、中尾好希校長(58)を停職6か月とし、
中尾校長は同日付で依願退職した。
発表によると本田講師は4月に採用され保健体育を教えていた。
7月29日夜、同県行橋市の焼き肉店で地元バスケットボールチームの仲間と飲食。
ビール中ジョッキ2杯などを飲んだ。その後、友人と会うために車を運転していた
ところ県警の飲酒検知を受け、呼気1リットル中0・15ミリ・グラムのアルコールが
検出された。9月に90日間の免許停止処分、11月22日に罰金30万円の略式命令を
受けた。
中尾校長は8月2日、本田講師から報告を受けたが放置していた。
10月18日、文部科学省から「豊津中教員が飲酒運転したという投書があった」との
連絡を受けた県教委が問い合わせたところ、中尾校長は翌日、報告書を提出。
しかし事実確認が十分でなく、飲酒量などが間違っていた。
(2011年12月6日14時34分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111206-OYT1T00064.htm