【北朝鮮】金正男氏「父は世襲反対だった」 「国力は核から生まれており」、放棄には否定的

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◆金正男氏「父は世襲反対だった」 核放棄には否定的

北朝鮮の金正日(キムジョンイル)総書記の長男正男(ジョンナム)氏(39)は
滞在先の中国南部の都市で、本紙との単独インタビューに応じた。

金総書記の後継者となった異母弟の三男正恩(ジョンウン)氏への期待として、
住民の生活向上や延坪島(ヨンピョンド)砲撃で緊張する韓国との和解を求めた。

焦点となっているウラン濃縮などを含む核開発問題については
「(北朝鮮の)国力は核から生まれており、米国との対決状況がある限り、
放棄する可能性は低い」との見方を明らかにした。
(聞き手=外報部・五味洋治)

インタビューは今月中旬、約一時間半にわたって行われた。正男氏は
北朝鮮国民の生活実態について「消息を聞くと心が痛い。生活が
向上しているとは思えない。北朝鮮が安定し、経済回復を成し遂げ、
豊かに暮らせるよう願う」と述べた。

「弟に対する私の純粋な願いだ。弟に挑戦しようとか
批判する意味ではない」と説明した。

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東京新聞 2011年1月28日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011012802000036.html
本紙とのインタビューに答える金正男氏=五味洋治撮影
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/images/PK2011012802100008_size0.jpg