大阪府、人材確保へ民間型試験 11年度から
大阪府は28日、2011年度の職員採用試験から、法律などの専門知識の問題を廃止し、
エントリーシートの活用など民間に近い手法で実施する方針を決めた。府職員希望者の
減少を憂慮しており、幅広い人材を確保するのが狙いだ。実施時期も民間志望者が併願
できるよう前倒しする。
知識偏重から人物重視とすることで「公務員試験のイメージ打破」を目指す。府によると、
こうした方式は他の都道府県では例がないという。
府によると、時事問題や数的処理が課された従来の1次試験を、自己PRのエントリー
シートなどに変更。2次の論文試験は政治経済の専門知識がテーマだったが、社会常識に
する。実施時期は「大卒程度」で現在の6月下旬から5月上旬に変更する。
2010/12/28 12:46 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010122801000327.html