全日制高9割で「いじめ」を認知 群馬
2010.12.23 04:05
県教育委員会は22日、県内高校に実施したいじめ実態把握調査の結果
を公表した。全日制高校でいじめを認知したのは59校で、調査した68校
の86・8%に達した。定時制でも14校中の9校(64・3%)でいじめが認知された。
いじめの認知件数は計1602件。全日制が1466件、定時制では136件だった。
具体的ないじめ行為(複数回答)は計2952件で、最も多かった「悪口を
言われたり、おどされたりする」は計911件。そのほか、「仲間はずれに
されたり、無視されたりする」(571件)、「たたかれたり、けられたりする」
(398件)−などが目立った。
認知したいじめのうち75・8%にあたる1214件は教諭らの指導などで解消
されたが、残る388件は継続しているという。
調査は、桐生市立新里東小6年の上村明子さん(12)が自殺した問題を受け、
11月に県下の全日制、定時制高校計82校、4万711人を対象に実施した。
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/gunma/101223/gnm1012230405003-n1.htm