機密情報を告発するサイト「WikiLeaks(ウィキリークス)」
に28日に流された機密扱いとされる告発文書によると、
2010年1月に発覚した米政府ネット回線やグーグルへの
サイバー攻撃は、中国政府の指示によるものだったと米政府が
認知していたことがわかった。
ウィキリークスにこのたび流されたのは、海外駐在のアメリカ
外交官が本国に送る25万通を数える大量の公電で、米政府に
とって機密扱いとされる情報がほとんど。米IT情報紙CNET
(シーネット)によると、流出ファイルの元は、文書の機密
レベルに応じて情報交換を図る米国防総省管理の「SIPRNet」
からだという。
その公電の一部で、中国北京駐在の米国外交官が本国ワシントン
へ送った機密扱いの文書によると、今年1月に米国政府および
グーグルを脅かしたサイバーテロは「中国と接触」を持つ者に
よると記しており、中国政府に所属する諜報部員と民間の
セキュリティ専門家、個人のインターネット専門家によって
行われたものであるという。米紙ニューヨークタイムズはこの
行為について「コンピューターネットワークの破壊活動の
キャンペーンの一部であった」と伝えている。
http://www.epochtimes.jp/jp/2010/11/html/d17664.html