核兵器近代化、3400億円増額=新軍縮批准で共和党説得−米政権
オバマ米政権は23日までに、核兵器の維持と近代化に必要な予算を41億ドル
(約3400億円)増額する計画をまとめた。オバマ大統領が米ロ核軍縮条約
「新START」調印後に決めた近代化費用に上乗せされ、総額は今後10年間で
850億ドル(約7兆円)に上る。ホワイトハウスは「冷戦終結後では前例のない規模」
としている。
増額は、核戦力維持に必要なインフラ整備への投資不足を懸念し、新STARTの
年内批准に反対している共和党実力者のカイル上院議員を説得するのが狙い。
(2010/11/23-16:22)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010112300294