福岡県議会政調費 １６７０万円分 領収書黒塗り 一部改善みられるも、飲食費は容認、タクシー代の上限額設定は見送る
福岡県議会政調費 １６７０万円分 領収書黒塗り
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/204004
福岡県議会の議員１６人が政務調査費で調査を委託した相手について領収書の名前を黒塗りにし、
調査報告書を公開しないため、計約１６７０万円の使途が不明瞭（ふめいりょう）であることが２００９年度の収支報告書で分かった。
市民オンブズマン福岡（児嶋研二代表幹事）は「違法、不当な支出の疑いが濃い」として、
近く県監査委員に住民監査請求し、調査委託費の返還を求める。
後略
福岡県議会政調費 支払先 黒塗り継続
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/204152
政務調査費の相次ぐ不適正支出を受け、福岡県議会が検討している新たな使途基準の概要が１７日判明した。
政治資金パーティー券の購入禁止などの改善は見られるが、
領収書の支払先は引き続き議員が黒塗りにできるため、使途の詳細は不透明なまま。
政務調査との関係があいまいな飲食費も容認しており、見直し内容は疑問視されそうだ。
後略
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/204004
福岡県議会の議員１６人が政務調査費で調査を委託した相手について領収書の名前を黒塗りにし、
調査報告書を公開しないため、計約１６７０万円の使途が不明瞭（ふめいりょう）であることが２００９年度の収支報告書で分かった。
市民オンブズマン福岡（児嶋研二代表幹事）は「違法、不当な支出の疑いが濃い」として、
近く県監査委員に住民監査請求し、調査委託費の返還を求める。
後略
福岡県議会政調費 支払先 黒塗り継続
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/204152
政務調査費の相次ぐ不適正支出を受け、福岡県議会が検討している新たな使途基準の概要が１７日判明した。
政治資金パーティー券の購入禁止などの改善は見られるが、
領収書の支払先は引き続き議員が黒塗りにできるため、使途の詳細は不透明なまま。
政務調査との関係があいまいな飲食費も容認しており、見直し内容は疑問視されそうだ。
後略
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>>1の上の記事の続き
１６人の調査委託費に関する領収書は、黒塗りのまま公開されている。
このうち７人は相手先不明の委託費が年１００万円を超えていた。
最も高額だったのは自民党県議団の議長経験者の４００万円。
「韓国との国際交流・経済活動の調査業務委託料」として４月に１００万円、
１１月に１２０万円、「社会保障制度についての調査委託料」として５月に１００万円、１２月に８０万円を支出していた。
議長経験者は西日本新聞の取材に対し、選挙区外に住む２人に韓国との国際交流と、
社会保障制度の調査をそれぞれ委託したと説明。
相手名は県情報公開条例で非開示が認められる個人情報に当たると主張し、
「２人とも特別な能力や人脈を持つ人物。守秘義務契約があり名前は明かせない」と述べた。
このほか、２人の議員が領収書のただし書きに「政務調査委託費」「委託費」と記しただけで毎月１５万円を支払うなど、
毎月決まった金額を支出していた議員が目立つ。
政務調査費の使途を定めた福岡県議会の事務処理要領は、
調査を委託する際に報告書などの「成果物」を作成するよう求めているが、議長経験者は「報告書は見せられない。
裁判になれば公開する」と話した。ほかの複数の議員は、
委託相手から調査結果を口頭で聞いただけで、報告書を作成していなかった。
児嶋代表幹事は「調査自体が実態のない“カラ委託”の可能性もあり、監査で内容を明らかにすべきだ」と話した。
＝2010/10/17付 西日本新聞朝刊＝
１６人の調査委託費に関する領収書は、黒塗りのまま公開されている。
このうち７人は相手先不明の委託費が年１００万円を超えていた。
最も高額だったのは自民党県議団の議長経験者の４００万円。
「韓国との国際交流・経済活動の調査業務委託料」として４月に１００万円、
１１月に１２０万円、「社会保障制度についての調査委託料」として５月に１００万円、１２月に８０万円を支出していた。
議長経験者は西日本新聞の取材に対し、選挙区外に住む２人に韓国との国際交流と、
社会保障制度の調査をそれぞれ委託したと説明。
相手名は県情報公開条例で非開示が認められる個人情報に当たると主張し、
「２人とも特別な能力や人脈を持つ人物。守秘義務契約があり名前は明かせない」と述べた。
このほか、２人の議員が領収書のただし書きに「政務調査委託費」「委託費」と記しただけで毎月１５万円を支払うなど、
毎月決まった金額を支出していた議員が目立つ。
政務調査費の使途を定めた福岡県議会の事務処理要領は、
調査を委託する際に報告書などの「成果物」を作成するよう求めているが、議長経験者は「報告書は見せられない。
裁判になれば公開する」と話した。ほかの複数の議員は、
委託相手から調査結果を口頭で聞いただけで、報告書を作成していなかった。
児嶋代表幹事は「調査自体が実態のない“カラ委託”の可能性もあり、監査で内容を明らかにすべきだ」と話した。
＝2010/10/17付 西日本新聞朝刊＝
>>1の下の記事の続き
新たな使途基準は、２００９年度の不適切な支出が発覚した７月以降、
議会運営委員会に所属する主要４会派の６人で協議している。新基準の決定時期や適用開始時期は未定という。
委員会の内部資料や関係者によると、国会議員らの政治資金パーティー券購入は禁止する。
複数の議員が有権者に配布していた県民手帳の大量購入も「公職選挙法違反の疑いを持たれる」として禁じることにした。
焼き肉やふぐ料理店での支払いが発覚した飲食代には、新たに上限額を設ける。
会派での飲食は昼食２千円以内、夜食は３千円以内とするが、
０９年度の収支報告書で問題になった会派の夜食で特上うな重（１人前２６５０円）を購入することは新基準でも可能だ。
飲食を伴う会合も、議員本人の参加費として５千円まで支出できる。
調査委託費については、報告書の公開を義務付けない方針で、詳しい使途は明らかにならない。
領収書の支払先を議員や会派が黒塗りにできる都道府県議会は福岡県と大阪府だけだが、
「保管する原本を必要に応じて提出すればよい」として是正しない方向だ。
公費による個人資産形成につながるパソコンの購入は、
引退する議員が任期満了直前に買った場合は購入費を４年（４８カ月）で月割りし、
使用した月数分のみ政務調査費から支出できる。
「使い放題」と指摘されているタクシー代は、免許のない議員に配慮して上限額の設定を見送る。
■特権的、時代に逆行 畑山敏夫佐賀大教授（政治学）の話
政務調査費の使途基準には透明性と市民レベルの常識が求められる。飲食代は自腹で支払うべきだし、
調査委託の結果や支出先は公表して、県民に還元すべきだ。福岡県議会の新基準は特権的で甘く、時代に逆行している。
＝2010/10/18付 西日本新聞朝刊＝
新たな使途基準は、２００９年度の不適切な支出が発覚した７月以降、
議会運営委員会に所属する主要４会派の６人で協議している。新基準の決定時期や適用開始時期は未定という。
委員会の内部資料や関係者によると、国会議員らの政治資金パーティー券購入は禁止する。
複数の議員が有権者に配布していた県民手帳の大量購入も「公職選挙法違反の疑いを持たれる」として禁じることにした。
焼き肉やふぐ料理店での支払いが発覚した飲食代には、新たに上限額を設ける。
会派での飲食は昼食２千円以内、夜食は３千円以内とするが、
０９年度の収支報告書で問題になった会派の夜食で特上うな重（１人前２６５０円）を購入することは新基準でも可能だ。
飲食を伴う会合も、議員本人の参加費として５千円まで支出できる。
調査委託費については、報告書の公開を義務付けない方針で、詳しい使途は明らかにならない。
領収書の支払先を議員や会派が黒塗りにできる都道府県議会は福岡県と大阪府だけだが、
「保管する原本を必要に応じて提出すればよい」として是正しない方向だ。
公費による個人資産形成につながるパソコンの購入は、
引退する議員が任期満了直前に買った場合は購入費を４年（４８カ月）で月割りし、
使用した月数分のみ政務調査費から支出できる。
「使い放題」と指摘されているタクシー代は、免許のない議員に配慮して上限額の設定を見送る。
■特権的、時代に逆行 畑山敏夫佐賀大教授（政治学）の話
政務調査費の使途基準には透明性と市民レベルの常識が求められる。飲食代は自腹で支払うべきだし、
調査委託の結果や支出先は公表して、県民に還元すべきだ。福岡県議会の新基準は特権的で甘く、時代に逆行している。
＝2010/10/18付 西日本新聞朝刊＝
4 ：Ψ：2010/10/19(火) 09:09:38 ID:V3Nl6ey80
1670万≒2の24乗
キリのいい数字だと思ってしまうのは俺だけ？
キリのいい数字だと思ってしまうのは俺だけ？
5 ：Ψ：
酒呑み放題が本音