カローラ輸出停止検討 生産は海外へ移管
トヨタ自動車が看板車種「カローラ」の輸出を停止し、海外生産に移す検討をしている
ことが14日、明らかになった。円高への対応が狙いで、2013年ごろに移管する見通し。
国内生産も子会社に集約して量産効果を高める方向で検討しており、セントラル自動車
(相模原市)の宮城工場(宮城県大衡村)が有力候補に挙がっている。
夏以降の急激な円高を受け、輸出台数の多いカローラが移管の検討対象になった。
トヨタ内部には一部の移管では効果が薄いため、輸出全量を移すべきだとの意見が
出ている。
トヨタはカローラを1966年に発売した。09年までの国内累計生産台数は車種別で
最多の約2449万台。09年の国内生産台数は約21万5000台で、うち約6割を輸出
している。(共同)
[2010年10月14日9時12分]
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20101014-689995.html