機内で出産？の母を拘束　赤ちゃん放置でフィリピン当局　[09/16]

母親は３０歳フィリピン人　機内ごみ袋の新生児　中東で乱暴され妊娠
2010.9.17 12:35

　フィリピンのマニラ空港で１２日、到着したガルフ航空機内から回収されたごみ袋に
生まれたばかりの男児が見つかった事件で、フィリピン捜査当局などは１７日までに、
母親を同国アパヤオ州の女性（３０）と断定した。女性は保護責任者遺棄罪などで
刑事訴追される可能性がある。

　捜査当局は、トイレ近くの座席に血痕があったことから搭乗していた女性を特定した。

　ＡＰ通信が女性に面会した下院議員の話として伝えたところによると、女性は
中東カタールでメードとして働いていたが、雇用主に乱暴され妊娠。解雇され帰国を
余儀なくされた。機内で産気づいたが、家族に何と言われるか恐れ、トイレに遺棄した
という。

　保健当局はＤＮＡ検査で女性が母親であることの確認作業を進めている。女性には
夫と２人の子どもがいる。（共同）

http://sankei.jp.msn.com/world/asia/100917/asi1009171237003-n1.htm