品川の郵便局強盗とDNA型が一致 足立の強盗で逮捕の男 警視庁
2010.9.10 12:14
東京都足立区の郵便局で8日発生した強盗事件で、逮捕された自称住所不定、
職業不詳、宮崎勝夫容疑者(65)のDNA型が、8月に品川区で発生した郵便局強盗の
犯人の遺留品から検出されたDNA型と一致したことが10日、捜査関係者への取材で
分かった。警視庁捜査1課は品川区の事件にも関与したとみて裏付けを進めている。
品川区小山の「品川小山五郵便局」では、8月2日午後2時15分ごろ、男が回転式拳銃で
天井に向けて1発発砲し、現金100万円を奪った。男は逃走する際、出入り口付近に黒の
バッグを落としており、バッグ内の遺留品から検出されたDNA型が宮崎容疑者のものと
一致したという。
捜査関係者によると、周囲の防犯カメラ映像に残された男の髪型や体格が宮崎容疑者と
酷似し、自転車で逃走する手口が共通していた。
宮崎容疑者が所持していた拳銃は38口径の回転式で本物とみられ、同課の調べに対し
「(足立区の郵便局は)人通りが少なく小さかったのでやった」と供述している。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100910/crm1009101215014-n1.htm