「一票の格差」訴訟、最高裁大法廷で憲法判断へ　[09/08]

「一票の格差」訴訟、最高裁大法廷で憲法判断へ
2010年9月8日17時30分


　政権交代が実現した昨年８月の衆院選小選挙区の選挙をめぐり、「一票の格差」が憲法に
違反するかどうかが争われた訴訟で、最高裁第二小法廷（千葉勝美裁判長）は８日、
全国８高裁・支部の結論が分かれている９件の訴訟を一括して大法廷（裁判長・竹崎博允
〈ひろのぶ〉長官）に回付した。

　大法廷は長官と１４人の判事全員で構成。高裁レベルで憲法違反かどうかの判断が
分かれているため、大法廷で憲法判断をすることになった。

　昨年の衆院選小選挙区をめぐっては、札幌、東京（２件）、名古屋、大阪、広島、高松、
福岡の各高裁と福岡高裁那覇支部に同様の訴訟が起こされた。国会が区割りを是正
せずに放置したとする「違憲」が４件▽憲法には違反するが国会の不作為はないなどと
する「違憲状態」が３件▽「合憲」が２件と判断が割れている。

　高裁判決によると、昨年８月の衆院選小選挙区では、当日有権者数が最多の千葉４区
（４８万７８３７人）と最少の高知３区（２１万１７５０人）の間では、一票の格差が２．３０倍あった。

　大法廷では、小選挙区の定数３００議席を各都道府県に１議席ずつ割り振り、残った
２５３議席を人口比で配分する「１人別枠方式」の是非が大きな争点になりそうだ。

http://www.asahi.com/national/update/0908/TKY201009080332.html

田舎の議員はいらんと言わなきゃ違憲になるわけか。

１票の格差は経済格差の裏返しだから
嫌なら富を東京に集中させるのをやめるしかない

わざわざ小選挙区制にしたのなら、
格差は1.9999…まではＯＫだけど、２を超えたら絶対にダメだろう。
小選挙区制のそもそもの前提が崩れることになる。

仮に違憲の判断がなされた場合、何が起こるの？

本来なら違憲無効、つまりもっかい選挙やり直す必要がある
ただ、それだと選挙法を改正すべき議会がなくなってしまうから、違憲を宣言するだけで
選挙自体は有効と判決する

僻地の僻み