http://hochi.yomiuri.co.jp/hokkaido/baseball/news/20100903-OHT1T00122.htm ◆札幌6大学野球秋季リーグ第1節第3日 北大0─9北翔大(2日・札幌円山球場)
開幕連勝で春秋連覇に向け好発進した北大が、没収試合で北翔大に敗れる波乱が
あった。1回表の守備で、安達三朗監督(65)が偵察メンバーに起用した2選手を交代。
北翔大の攻撃終了後、大会本部の指摘で、代わりに二塁に入った佐藤駿人内野手
(2年)が、この試合の登録選手外であることが判明。大会規定第14項に基づき、
主審から没収試合が宣告された。1997年秋の札幌教育大―道都短大(道都短大
が放棄)以来、リーグ2度目の珍事となった。
死角なしとみられていた全日本大学選手権8強チームに、思わぬ落とし穴が待って
いた。1回表の守備についた北大は、この試合で偵察メンバーに起用した二塁手と
右翼手の交代を申し出、認められた。しかし、北翔大の攻撃終了後、水越大喜(4年)
の代わりに入ったレギュラー二塁手・佐藤駿が、この試合の登録メンバーに入ってい
なかったことが、大会本部員の指摘で判明。審判団が没収試合を宣告した。
安達監督は「メンバー表の記入ミスです。佐藤駿はレギュラーなので(登録選手に)
いるものだと思った。連盟、相手、お客さん、選手に迷惑をかけました。選手たちは
気落ちしていましたが、切り替えてくれるでしょう」と陳謝し、球場を後にした。