ツイッター遮断「知る権利侵す」 北朝鮮、韓国を非難
ttp://www.asahi.com/international/update/0901/TKY201009010435.html 【ソウル=牧野愛博】北朝鮮のウェブサイト「わが民族同士」が8月から、インターネット上で
つぶやく「ツイッター」による情報提供を始めた。韓国政府が同国内からの接続を遮断したところ、
同サイトは1日、「南朝鮮(韓国)人民の知る権利が侵害されている」と非難した。
このアカウントの現在地は「平壌」とされ、主に韓国や米国を非難する北朝鮮公式メディアの
主張を大半は朝鮮語でつぶやいている。フォローする人は1日現在、約1万500人。
動画投稿サイト「ユーチューブ」へのアップロードも始めたが、韓国政府はこれらが国家保安法に
触れると判断、韓国内で閲覧できない措置を取った。
これに対し、「わが民族同士」は1日付の論評で、「インターネットによる意思交換は一つの流れ」とし、
「共和国(北朝鮮)のものなら何でも否定する。無知な妄動だ」と決めつけた。
ただ、実際には北朝鮮国内でも閲覧が制限されているとみられる。
米国務省のクローリー次官補は8月18日、自分のツイッター上のつぶやきで
「北朝鮮がツイッターとネットの世界につながったことを歓迎する」としつつ、
「北朝鮮政府はツイッターに参加したが、一般市民にも接続を許可する用意はあるのか?」と
皮肉っている。