男児を46万円売却など人身売買で有罪が45%増 中国
2010.9.1 13:22
1日付の中国英字紙チャイナ・デーリーなどによると、最高人民法院(最高裁)は、
人身売買目的で子どもや女性を誘拐し有罪判決を受けた被告の数が、今年1〜7月に
前年同期比45・2%増の2137人に達したことを明らかにした。
うち1238人が懲役5年以上の判決を宣告され、2人が死刑を執行された。
福建省の男(25)のケースでは、生後8カ月の男児の母親と祖母を殺した後、
3万7千元(約46万円)で男児を売っていたという。
子どもの誘拐は、農村部で男児を欲しがる傾向が根強いことが背景にあり、
毎年3万〜6万人が行方不明になっているという。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100901/chn1009011325001-n1.htm