イスラエル人4人を射殺=ハマスが犯行声明、交渉に影響も
ttp://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010090100050 【エルサレム時事】ヨルダン川西岸南部のユダヤ人入植地キリアトアルバ近郊の路上で31日夜、乗用車が銃撃され、
イスラエル人4人が射殺された。パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスの
軍事部門カッサム隊が犯行声明を出した。中東和平の直接交渉が9月2日に再開されるのを前に起きた事件は、
交渉に重大な影響を与える恐れがある。
ハマスはイスラエルの存在を認めないだけでなく、アッバス自治政府議長率いる自治政府の正当性も否定しており、
直接交渉に反対している。
イスラエル紙イディオト・アハロノト(電子版)によると、ネタニヤフ首相の側近は「直接交渉は予定通り行われる」と述べた。
その上で、銃撃事件に対する報復を行うと主張した。イスラエル軍はこれまで、ガザ地区からのロケット弾攻撃に対し、
同地区への空爆で対抗している。
ハマスがイスラエル人4人殺害、和平交渉妨害が狙いか
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-17033820100901 (ry)
事件を受けて、イスラエルのネタニヤフ首相はスポークスマンを通じて、「殺人者を捕らえるため、
治安部隊に政治的な制限なく対処するよう指示した」などとする声明を発表。
一方、パレスチナ自治政府のファイヤード首相も声明で、事件は「パレスチナ人の利益に反する」などとハマスを非難した。