「普天間結論は日米合意通り8月に」前原国交相が強調
2010.8.3 10:14
前原誠司国土交通相は3日午前の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)
移設問題の決着時期について、「8月の終わりに、日米の合意通り決めるということだ」と
述べ、今月末にまとめる日米専門家協議の報告書で、場所や工法、滑走路のありかたに
ついて結論を得る方針に変わりはないとの考えを示した。
ただ、前原氏は「沖縄県、地元の理解を得るためには、期限を区切ることはいかがと思う。
8月に決めたものについて、ねばり強く、真(しん)摯(し)に沖縄の協力をいただくために話し
合いをしていくことになる」とも述べ、今月中に結論を得た上で、政府と沖縄県や地元自治体
の協議機関を設置し、時間をかけて理解を得る方針を強調した。
一方、民主党代表選の日程が、来月14日の投開票に決まったことについて、「この国の
首相になる気概のある方、われこそはと思われる方は、手を挙げられたらいいのではないか」
と述べ、既に出馬表明している菅直人首相以外に立候補者が出て、選挙戦となることが望ま
しいとの考えを示した。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100803/stt1008031015002-n1.htm