オランダ新政府、いまだに発足目処立たず＿右翼政党の政権参加が焦点

オランダで連立協議難航　極右政党参加めぐり泥沼化
ttp://www.asahi.com/international/update/0724/TKY201007240440.html
写真：自由党のウィルダース党首＝井田写す自由党のウィルダース党首＝井田写す
ttp://www.asahicom.jp/international/update/0724/images/TKY201007240480.jpg
　【ハーグ＝井田香奈子】６月の総選挙で右派の自由民主党が初めて第１党に躍進したオランダで、
連立協議が難航し、新政権発足のめどが立たない状況に陥っている。第３党に急伸した
極右政党・自由党の扱いが、連立合意の障害になっている形だ。イスラム移民排斥などを主張している
自由党のウィルダース党首は「右翼外しは民意に反する」と牽制（けんせい）している。

　比例代表制をとるオランダでは、下院の１５０議席の過半数を一つの政党が占めることは難しく、
複数政党で連立与党を組むのが通例だ。前政権も３党の連立だったが、今年２月、第２勢力の
中道左派・労働党がオランダ軍のアフガニスタン駐留延長に反対して離脱し、崩壊した。

　これを受けて実施された６月９日の総選挙で、上位は自由民主党（議席数３１）、労働党（３０）、
自由党（２４）、中道右派のキリスト教民主勢力（２１）の順になった。

　自由民主党のルッテ党首は当初、移民政策の厳格化などで通じるところがある自由党との右派連立を志向。
ただ、２党だけでは過半数に足りないため、キリスト教民主勢力にも参加を呼びかけた。

　だが、同党は「自由党が加わるなら」と拒否。過去８年間、首相を務めたバルケネンデ氏の出身政党として、
自由党の過激な意見が政策に反映するのを食い止めようと意地を見せた。

　労働党も「自由党とは組めない」と連立入りを拒否。結局、自由民主党は労働党と他の左派政党を加えた
連立への協議を進めたが、政策の違いから今月２０日、暗礁に乗り上げた。

　第１党になりながら政権をなかなか組めない自由民主党内では、「今回の有権者の選択は右寄り政府のはず」と、
右派連立を再び求める声が強まっているという。
（つづく）

（続き）
　だが、オランダでは２００２年にやはり移民排斥を訴えた右翼・フォルタイン党が第２党として政権入りしたが、
欧州連合（ＥＵ）拡大などへの考え方の対立から、わずか３カ月で政権が崩壊した苦い経験がある。

　また、ベルギーでは主流政党が極端な主張をする右翼政党を政権から外す合意を政策協定化するなど、
欧州の一部では「右翼の排除」が定着してきている。ただ、除外される政党も有権者から一定の票を得ており、
民主主義に反するとの指摘もある。

　自由党のウィルダース党首は「我々の連立への参加が果たされないのは非民主的だ」と述べ、あくまでも
連立政権入りを求めていく構えだ。

　　　　　◇

　オランダ・自由党のウィルダース党首が朝日新聞のインタビューに応じた。

　――選挙結果をどうみるか。

　我々は議席数を９から２４に一気に伸ばし、最大の勝者といえる。イスラム移民、犯罪対策を強く訴えたのが
最大の勝因だろう。移民は納税者に年間７２億ユーロ（約８２００億円）の負担を強い、オランダのイスラム化を
進めている。既成政党はこれらの問題に触れないようにしてきたが、一般市民の間ではタブーではなくなっている。

　――イスラム移民排斥などの過激な主張が他の政党を遠ざけているのでは。

　イスラム教は宗教というよりイデオロギー化している。オランダ人に寛容ではない人たちに寛容に接したのが、
そもそも間違いだった。

　――連立協議の行方については。

　第１党の自由党も我々との連立を望んだのに、他政党は協議の席につくことさえ拒んだ。中道左派の各政党は
選挙前から自由党とは連立しないと断言しており、明らかに特定の政党外しだ。こうしたやり方は非民主的で、
有権者の不満を募らせることになる。

オランダか・・・移民に外国人参政権を与えて失敗した国だな。

民主主義とは、あらゆる考え方が有りそれを認めなければいけない

世界中で左翼が台頭してきたおかげで右翼が頑張りだしてきたな。
＞オランダ人に寛容ではない人たちに寛容に接したのが、そもそも間違いだった。
ここ重要ですよ。

政権がおらんだ

外国人が増えると必ずもめるってのに
増やすというのだからミンスも自民も消えてもらいたい

そうか、田舎に新参者が来るとイビリ追い出すのは間違いじゃなかったのか！(°0°)