中国のエネルギー消費量が世界一に_国際エネルギー機関の２００９年分統計

中国、09年に世界最大のエネルギー消費国に―ＩＥＡ＝報道
ttp://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-16349620100720
　［北京　２０日　ロイター］　１９日付の英フィナンシャル・タイムズ（ＦＴ）は、国際エネルギー機関（ＩＥＡ）の情報として、中国が昨年、米国を凌いで
世界最大のエネルギー消費国になったと報じた。

　中国がこれほど早く世界最大のエネルギー消費国になるとは予想されていなかったが、この背景には主に米国が過去１０年間にわたり
省エネ対策の改善で中国を上回ってきたことがある。

　ＦＴによると、ＩＥＡは昨年の中国のエネルギー消費に関するデータは依然暫定ベースだとしている。ただ、トレンドは明確とも指摘している。

　同紙によると、ＩＥＡのチーフエコノミスト、ファティ・ビロル氏は、２０００年の米国のエネルギー消費量は中国の２倍だったが、
現在は中国が米国の消費量を上回っていると指摘した。

　この期間に米国はエネルギー消費効率を年２．５％改善した。これに対し、中国は年わずか１．７％の改善にとどまった。

　ＩＥＡによると、石炭、石油、天然ガス、水力、原子力を含む、昨年の中国の石油換算エネルギー消費量は２２億５２００万トンで、米国を約４％上回った。

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