中国人民解放軍機関紙、「解放軍の国軍化」に反対する論説を掲載

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1マンニィφ ★:2010/06/29(火) 21:06:13 ID:???0
解放軍機関紙「わが軍は共産党の軍。国軍化は不可」―中国
ttp://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0629&f=politics_0629_002.shtml
  中国人民解放軍の機関紙「解放軍報」は29日、「軍の国家化は、中国では成り立たない」とする論説を掲載した。軍のありかたを巡って、
論争が発生している可能性がある。

  論説は、中華人民共和国の成立直前に軍旗のデザインについて、毛沢東が「五角形の星は、共産党が軍隊を絶対的に指導することを象徴する」と
述べたと紹介。胡錦濤国家主席も最近になり、「党が軍を絶対に指導することは、建軍の根本的原則であり、永久に変わらない軍の魂だ」と指摘した。

  論説によると、中国にとって◆軍の非共産党化◆軍の非政治化◆軍の国家化――は、西側の敵対勢力が鼓舞する誤った思想であり、
その本質と危害を深く認識する必要がある。中国の基本的軍事制度と西側の軍事制度には違いがあって当然という。

  論説は、国の歴史と文化的背景により、軍事制度には違いが生じるので国際的な「通則」は存在しないと主張。中国の場合、共産党が非合法時代から
軍隊を持ち、革命に勝利した後も、革命の成果を守り、政権党としての使命をまっとうするために、軍を直接指導・指揮することが必須と論じた。
(続く)
2マンニィφ ★:2010/06/29(火) 21:06:26 ID:???0
(続き)
◆解説◆
  現在の中華人民共和国憲法は、中国人民解放軍は、「中華人民共和国の武装力であり、国防を担当」と、「国軍」であるように定めているが、
実質的には、中国共産党中央軍事委員会の指揮下にある。政府の一部門としての「中華人民共和国中央軍事委員会」もあるが、実質的には
共産党の支配下にある。胡錦濤共産党総書記・国家主席が、ふたつの「中央軍事委員会」の主席を兼任している。

  そのため、人民解放軍は「国の軍」でなく、「党の軍」という、特異な地位にある。そもそも、共産党以外の政党が政権を担当することは
想定していないので、実質的な問題は出ないと考えられるが、そのことが逆に「軍のあり方」と「党と国家の関係」が論理的に直結することになる。

  解放軍報はこれまでにもしばしば、「人民解放軍の国軍化」に反対する論説を掲載した。最近では、2007年に比較的多く、09年にもあった。
2010年には5月上旬にも論説が発表された。

  中国内部で「人民解放軍のあり方」を巡り論争がある可能性がある。6月29日の論説で解放軍報は胡錦濤主席が国軍化を否定する趣旨の
発言をしたと指摘したが、胡主席の真意は不明。

  胡錦濤主席は、09年4月の海軍設立60周年の観艦式に背広姿で出席、同年10月1日の国慶節(建国記念日)の閲兵式でも軍服ではない
人民服(中国では「中山服」)の姿を見せるなど、軍のあり方の改革を模索しているとの見方がある。(編集担当:如月隼人)
3Ψ:2010/06/29(火) 21:08:27 ID:JGzGIKZJ0
しょせん私兵
4Ψ:2010/06/29(火) 21:08:55 ID:rBRlzsBp0
要するに共産党の独裁国家ってことだ
5Ψ:2010/06/29(火) 21:09:25 ID:mvMe89mZ0
これだから、この国は信用できない

共産党軍が勝手に戦争を仕掛けてくる
6Ψ:2010/06/29(火) 21:10:48 ID:lirfCrfX0
でかいキタチョウスン
7Ψ:2010/06/29(火) 21:12:16 ID:chjWS6720
中国が一度でも国軍であったことは中国四千年の歴史上一度もない。
すべて私兵だ。皇帝の私兵だ。国境を守るのは地方の節度使(軍閥)。

一度もないことをやることは不可能。韓国みたいに捏造するのならともかく。
8Ψ:2010/06/29(火) 21:14:19 ID:RYR0ygOd0
何だか分からんが、天安門で人民を殺しまくった「人民解放軍」は
国家組織じゃない、と言う事かw
9Ψ:2010/06/29(火) 21:15:14 ID:WlJuudkj0
ウイグル人・チベット人は思う存分、虐殺しましたよね
10Ψ:2010/06/29(火) 21:15:35 ID:w5KnNhhu0
ヨハネ黙示録に書いてある。
二匹の獣(商人)とアンチキリストが世界を破滅に追い込むと。
世界中で人間は総番号制度が採用され管理される(これは黙示録では獣の番号)と言われている。
これをふられた者は地獄行き決定、神の国へは入れない。
また、二億の兵が戦争を起こすとあるが恐らく、あの国であろう。
厳しい犠牲を払いながらも、キリストが復活し千年王国を打ち立てる。
そののち、最終決戦アンチキリスト(サタン)を硫黄の谷へ投げ込み、
世界は光で満たされる。

111000レスを目指す長期療養(人格障害で鬱+童貞+余命一年)の男:2010/06/29(火) 21:16:41 ID:vJIeXjaX0
どの国も軍部には手を焼くよね。
首に自爆装置を付けたらどうかな。
12Ψ:2010/06/29(火) 21:16:57 ID:e80iztq70
北朝鮮に送った兵隊も”義勇軍”だから何とか言っちゃって


信用してはいけない。つか無理。
13Ψ:2010/06/29(火) 21:19:43 ID:KSZWeluh0
共産党全員処刑すべき
14ψ(..) ◆TYPhoon/.k :2010/06/29(火) 21:21:44 ID:5ij0rkzu0
>>8
共産党があって、その下に国家(中華人民共和国政府)がある。
人民解放軍は、国家ではなく共産党に従属する。
15Ψ:2010/06/29(火) 21:24:09 ID:Lpfh5/Hv0
国軍にした場合、民主化の余地を残すことになってしまうんだよな。
つまり、いかなる政権の指揮にも服することを許容することになるから、民主化は回避したい
中共にしてみればんなことできない、と。
あとマルクス・レーニン主義の建前上、「党が国家の暴力装置の一切を管理する」という前提を
否定することになりかねない。ただでさえむりやりな解釈で改革開放をやっているというのに
これ以上面倒なイデオロギー解釈問題を起こしたくない、と

めんどくさい国家だなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
16Ψ:2010/06/29(火) 21:30:19 ID:JGzGIKZJ0
独裁政党の私兵集団と軍事交流するなんぞ、まったくもって間違っている。
17Ψ:2010/06/29(火) 21:31:42 ID:jIEc3cJB0
名前と真逆の活動が目的な組織と言うのもなぁ・・・・・・・。


    辛いと思う。
18Ψ:2010/06/29(火) 21:34:39 ID:Lpfh5/Hv0
これ考えたら、台湾の民主化って実はすごい出来事なんだな。

国民党軍を「中華民国国軍」として国軍化するということは、民進党はじめ
国民党以外の政党から総統が選出されても、その指揮に服することを意味するんだけど、
それがまったくスムーズにうまくいった。これは奇跡的と言える。
19Ψ:2010/06/29(火) 21:49:48 ID:fXrg6w8y0
>>18
同感だな
同じようにロシアの時もすごいことなんだが、
なんだかんだといってもロシアはスターリンが徹底的に政治将校
の制度を確立したからな
反乱なんかおこしたくても起こせないくらい粛清して
政治将校の制度を確立したからな。
中国はそのあたりどうなっているのかな
林彪の時にクーデターを起こされそうになったからな
やっぱり政治将校の制度なんて確立できずに、
軍閥の集合体、節度使が各地に自立している状態なのかな。
なお、政治将校のシステムはアメリカ軍も導入しているからな。
20救いのアロマ ◆tUj9AF1EiU :2010/06/29(火) 21:56:56 ID:4GU8DN14O
幕府みたいなもんか…
21Ψ:2010/06/29(火) 22:03:35 ID:HcSYku5CO
>>19

北京の総参謀部から、中央のお目付役として幹部将校が派遣される。
人事に影響力を持つ為、反党行為はできない。
2219:2010/06/29(火) 22:25:33 ID:fXrg6w8y0
>>21
ありがとう
中国の場合は7つの軍管区ごとに自給自足が義務付けれられていて、
各地の軍が勝手に商売しているようなのですが、
その辺のところは大目に見られているのですかね
23Ψ:2010/06/29(火) 22:47:24 ID:HcSYku5CO
>>22

党に反旗を翻さない限り、黙認している状態。
第二砲兵(戦略弾道ミサイル)及び戦略原潜は中央軍事委員会直属、最新兵器は全て北京軍区及び済南軍区に優先的に回されている。
特に航空戦力における新型機の配備は、北京軍区と蘭州軍区では著しい差が見受けられる。

他の軍区が、北京に反乱を起こそうとしても核戦力を中央が独占している状況では、物理的に不可能。
2419:2010/06/29(火) 23:35:54 ID:fXrg6w8y0
じゃあ、あの北京の大軍事パレードは国内向けのイベントなんですね
アメリカ人と中国人はよく似ているというか
核兵器による大量報復戦略をただ単に国内用に変えただけですね
25Ψ:2010/06/29(火) 23:59:37 ID:RYR0ygOd0
>>23
何だか凄いですねw
国家機構として一枚岩でも何でもなく
中央による地方軍閥への威圧統治なんですな、あの国。
中国を瓦解させるカギも、そこにありそうですね w
26Ψ:2010/06/30(水) 00:03:59 ID:gycneCNaO
>>24

海外向けであると同時に、国内向けでもある。
共産党中央政府の正統性は、軍事力によって担保されている。
よって、共産党と人民解放軍の関係性を絶つ事は、内乱の可能性を飛躍的に高めるのではないかと推察される。
27無印テーマソング ◆bXqjFsKs2ixl :2010/06/30(水) 00:45:13 ID:ITcT3PSQ0
・・・仮に「私兵」だとすると、敵地で捕虜になったりした場合はジュネーブ条約適用外?
28Ψ:2010/06/30(水) 01:02:41 ID:gycneCNaO
>>27

党の軍隊であり、私兵ではない。個人に忠誠を誓っている訳ではない。党が統治する国家であるのが、中華人民共和国。
当然、ジュネーブ条約・ハーグ陸戦法規等は、対外国間戦争において人民解放軍兵士に適用される。
29Ψ:2010/06/30(水) 01:03:29 ID:tB5bqZeU0
今でも軍閥臭いよね。
天安門事件の時も、良心を期待した学生たちにデマが流れてどこそこの解放軍が蜂起してくれるとか、
北京に政府を牽制するために進軍準備しているとか。
すべて嘘でした。
30ψ(..) ◆TYPhoon/.k :2010/06/30(水) 01:06:13 ID:7XCQtRM90
>>27
ジュネーブ条約に定義される捕虜として扱われる兵隊
(1)  紛争当事国の軍隊の構成員及びその軍隊の一部をなす民兵隊又は義勇隊の構成員
(2)  紛争当事国に属するその他の民兵隊及び義勇隊の構成員(組織的抵抗運動団体の構成員を含む。)
の少なくともどちらかひとつの民兵には相当するよ
31Ψ:2010/06/30(水) 01:40:17 ID:gycneCNaO
>>29
ちなみに、天安門事件で弾圧に投入されたのは、北京軍区の部隊ではない。
親戚等の可能性を考えて、辺境の部隊が投入された。
北京軍区部隊と、辺境の部隊との遺恨の遠因となっている。
32Ψ
中国軍ってまだ軍閥の要素が強いらしい。この件で簡単に分裂する恐れも無きにしも非ず。
とにかく中国の経済や政治の成り行きがおかしくなれば中国軍同士でぶつかる可能盛大