監禁:中3次男をトイレに11日間 母親ら逮捕…警視庁
2010年6月3日 13時21分 更新:6月3日 13時35分
中学3年生だった次男(15)を11日間、自宅のトイレに監禁したとして、警視庁光が丘署が東京都練馬区北町2、
母親の中島まゆみ(47)と内縁の夫の板橋区徳丸2、職業不詳、川崎輝久(34)両容疑者を監禁容疑で
逮捕していたことが分かった。同署によると、中島容疑者は容疑を認め、川崎容疑者は「女がやった」と容疑を
否認しているという。次男の体にはあざが複数あり、頭や鼻の骨が折れるなどしており、同署は両容疑者が虐待を
繰り返していた疑いがあるとみて捜査している。
逮捕容疑は、2月4〜11日と同12〜14日の計11日間、次男を自宅トイレに監禁したとしている。次男が
2月14日昼ごろ、トイレの窓から助けを求めているのを別居している20代の長男が発見して救出し、同署に届け出た。
両容疑者はあらかじめ食パンや水などを与えた上で、トイレのドアを添え木でふさぐなどして監禁していた。次男は
衰弱していたが命に別条はないという。
同署によると、川崎容疑者は昨年8月ごろから中島容疑者と次男が暮らす自宅に来るようになった。そのころから
次男を虐待していた疑いがある。次男は同署の調べに「2人から角材で何度も殴られた」などと話しているという。
【神澤龍二】
http://mainichi.jp/select/today/news/20100603k0000e040065000c.html