「ダウンロードゲームの価格はゲーム内容で決められるべきだ」と業界人は語ります。
Capybara Gamesの創設者であるKris Piotrowski氏は、ダウンロードゲームの価格に
疑問を提示します。
「プレイステーション3の『Flowery』の価格は10ドル(約900円)だ。畜生、このゲームに
なら20ドル(約1800円)払う。それどころかフルプライス出したっていい。値段以上の
価値があるゲームがダウンロードでは10ドルで配信されているが、ウチの『Critter
Crunch』が同じだけのゲーム体験を提供できるかどうかは分からない」
ダウンロードゲームの価格は内容で決められるべきだ、とするのがPiotrowski氏の主張。
『Braid』『Flowery』といった名作ゲームがそれにふさわしくないほどの安価で供給されて
いる現状、価格帯にバラエティがないことでゲーム内容にあわせた値段が付けられない
としています。
「99セント(約90円)の値段を付けているんじゃ、誰も幸せにはなれない」
ボリュームのある名作ゲームと、そうでないゲームが同じ価格帯で売られることは、
送り手と受け手の双方に良くない・・・ということのようです。
どんどん安価な方向へと向かうダウンロードゲームですが、iPhoneに参入したメーカーの
多くが第二作を出していない、という調査結果と考え合わせると、安いばかりではなく適正
価格の確立が急務であるようです。
http://www.inside-games.jp/article/2010/05/27/42256.html