北澤防衛大臣は、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題で今月末に
日米両政府が発表する合意文書について、ゲーツ国防長官と最終的な調整を
行うため、ワシントンに向けて成田空港を出発しました。
普天間基地の移設問題で日米両政府は、今月末に発表する合意文書について、
沖縄県名護市辺野古のキャンプシュワブ沿岸部に滑走路を建設するとともに
基地機能の沖縄県外への分散移転を検討することなどで大筋で合意しています。
これに関連して北澤防衛大臣は、アメリカ側と最終的な調整を行う必要が
あるとして、24日午後6時ごろワシントンに向けて成田空港を出発しました。
北澤大臣は、日本時間の26日早朝に国防総省でゲーツ国防長官と会談し、
合意文書の取りまとめに向けて、沖縄の負担軽減策などについて詰めの
協議を行いたいとしています。また、会談では、韓国の哨戒艦沈没事件をめぐる
日米両政府の対応についても意見が交される見通しです。NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100524/k10014652971000.html