与野党は18日午後、国対委員長会談を開き、与党が提出した官僚答弁禁止や
副大臣、政務官の増員を柱とする国会法改正案について協議した。
民主党の山岡賢次国対委員長は「強引な進め方はしない」と慎重に対応する
姿勢を示したが、法案撤回は拒否。衆院議会制度協議会での話し合いに
応じるよう野党に求めた。
協議が長引いた影響で、地球温暖化対策基本法案の採決や郵政改革法案の
趣旨説明、質疑を行う衆院本会議の開会は夜にずれ込んだ。自民党は衆院環境
委員会での温暖化対策法案の採決強行をめぐり、樽床伸二委員長(民主党)の
解任決議案を提出、本会議で与党などの反対多数で否決された。
また自民、公明、共産、みんなの党、たちあがれ日本の野党5党は、
与党が郵政改革法案を審議入りさせたことに抗議、趣旨説明に先立ち退席した。
自民党の川崎二郎国対委員長は代議士会で「審議拒否ではない」と述べ、
日程協議で合意した各委員会には出席する方針を強調した。KYODO
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