韓国人・中国人犯罪多発，グローバル化で 警視庁が対策室新設

海外を拠点にした振り込め詐欺や、短期間に国境を越えて犯行を繰り返す
強盗など多様化する国際的な犯罪に対応するため、警察庁は「グローバル化
対策室」という専門の部署を新たに設置して取り締まりを強化することになりま
した。
警察庁の「犯罪のグローバル化対策室」には、外国人犯罪が専門の捜査
担当者に加え、これまで詐欺や強盗事件などを担当していた職員などおよそ
３０人が所属して、１日に発足式が行われました。この中で対策室の岡部正勝
室長は「情報を効果的に集約・共有して国際的な組織犯罪に打撃を与える
成果を目指します」と決意を述べました。警察庁によりますと、国際的な犯罪を
めぐっては、同じ韓国人とみられる男が東京と台湾で高額の指輪を奪うなど
短期間に国境を越えて犯行が繰り返される事件が目立っています。さらに、
海外を拠点に架空の投資や寄付を持ちかけて現金をだまし取る振り込め
詐欺や、外国から電子メールを送りつけて偽のホームページに誘導し現金を
だまし取る事件が相次いでいるということです。警察庁は、国際的な組織犯罪
が多様化していることから、全国の警察本部にも専門のチームを設置すると
ともに特に東アジア各国の警察との連携を進め、取り締まりを強化することに
しています。NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100401/k10013586791000.html