米海兵隊グアム移転、期間延長を=「普天間」に影響も−地元下院議員
米領グアム選出のボルダーロ下院議員(民主)は16日、地元の議会で演説し、
在沖縄海兵隊のグアム移転について、2014年の完了期限の延期を求める
考えを表明した。同議員がホームページ上で明らかにした。
ボルダーロ氏は、移転に伴うインフラ整備には8〜10年かかるとし、現実的な
期限を再設定すべきだと主張。14年の期限を「誰も支持しない」と批判、関連
法案に反対の意向を示した。
現行の在日米軍再編計画はグアム移転について、沖縄県の普天間飛行場移設
とのパッケージと明記。普天間代替施設の完成も14年を目標としている。
海兵隊移転をめぐっては、グアムのカマチョ知事も期限延期を求めている。
こうした地元の声の高まりは、難航する普天間移設の目標時期にも影響を
与える可能性がある。 (2010/02/17-17:08)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010021700746