キャンプ・シュワブ陸上部を模索 普天間移設で政府、反発も [02/15]

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1暗黒男爵φ ★
キャンプ・シュワブ陸上部を模索 普天間移設で政府、反発も

 政府は米軍普天間飛行場移設に関する最終的な決着案として、名護市辺野古の
米軍キャンプ・シュワブ陸上部分への移設を模索していることが14日、複数の政府
関係者の話で分かった。米側とも交渉を進めている模様だ。政府与党3党の沖縄
基地問題検討委員会で新たな移設先の検討を進める中、同検討委とは別に政府内
で議論が進められていることに対し、検討委の議論軽視とも受け取れ、与党内の
反発も予想される。

 名護市への移設反対を掲げ当選した稲嶺進市長は同日、シュワブ内への移設に
反対する考えを明らかにした。

 シュワブ陸上案の検討は、防衛省政務三役直属の特命作業班「普天間代替施設検討
チーム」が中心になって進められている。関係者によると、平野博文官房長官が2月はじめ
国外、県外への移転が不可能となった場合の方策として北沢俊美防衛相に検討を指示した。

 北沢氏は、検討委の議論との整合性を図るため、検討委員である国民新党の下地幹郎
政調会長に、国民新党案としてシュワブ陸上案を委員会に提案するよう要請した。
国民新側は、これまでも陸上案を移設案の一つとして提唱しており、17日の委員会で
提案する予定。

 辺野古沿岸部を埋め立てる現行の日米合意案をめぐって政府内には、名護市長選挙で
市内への移設に反対する稲嶺進氏が当選したことも踏まえ、大量の土砂でサンゴの海を
埋め立てる計画の推進は、環境面の反対からも困難だとの判断が広がっている。

http://www.47news.jp/news/2010/02/post_20100215150844.html
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-157503-storytopic-53.html