岡田外務大臣は、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題をめぐって
日米関係がぎくしゃくするなか、クリントン国務長官と直接会談し、
日米関係の重要性を確認したいとして、日程が合えば、来月、通常国会が
召集される前にワシントンを訪問する方向で調整を進めています。
政府は、普天間基地の移設問題について、年内の決着を見送り、
移設先は与党3党で協議して決める方針ですが、アメリカ側は、日米が
合意した名護市のキャンプシュワブ沿岸に移設するとした今の計画が
唯一実現可能だという立場を崩していません。
こうしたなか、岡田外務大臣は、24日、クリントン国務長官と電話で
会談し、こうした日本政府の方針を伝えました。岡田大臣は、普天間
基地の移設問題をめぐって日米関係がぎくしゃくするなか、クリントン
長官と直接会談し、日米関係の重要性を確認したいとしています。
このため、来月に外国訪問などを予定しているクリントン長官との
日程が合えば、通常国会が召集される前にワシントンを訪問する
方向で調整を進めています。NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014682021000.html