コメ戸別所得補償の定額分、10アール1万円超で調整 政府
政府は来年度に予定するコメの戸別所得補償制度モデル事業で、
参加農家に一律に定額で支払う部分の交付額を10アールあたり
1万〜1万5千円程度とする方向で調整に入った。
来年度予算の計上額は定額部分で最大約2千億円となる見通し。
週内にも事業全体の予算額を詰めたうえで、定額部分の交付額
を決定する。
同制度は生産費が販売価格を上回る赤字分を政府が補てんする
制度。まず過去の平均的な生産費と販売価格の差を基に算出する
定額部分を支給し、米価が大幅に下落した際には「変動部分」を
支払う仕組みで、国が決めた生産数量目標を守る農家が対象となる。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091214AT3S1201E12122009.html