防犯へ まち照らす「御用」 木屋町かいわい 住民ら提灯新調
四条通と五条通に挟まれた木屋町かいわい(京都市下京区)の治安向上に一役買おうと、
地元住民がパトロール用提灯を新調した。まちの風情に配慮しつつ防犯意識を高めるため、
「御用」と大きく記した。11日夜に点灯式を催し、年末警戒や定期パトロールで夜道を照らす。
住民組織でつくる「永松学区安心安全推進委員会」が市から補助金を受けて16個作った。
高さ約40センチ、直径約20センチで内部に電灯がともり、正面には「御用」の二文字が躍る。
従来の夜間パトロールでは工事現場用の赤色ライトを使っていたが、高瀬川沿いの情緒ある
街並みに合わせたデザインを、と提灯製作を企画した。
1〜2カ月ごとに予定するパトロールで使う。11日午後7時50分から点灯式を催し、
人で込み合う年末に向けて地元住民へ警戒を促す。
取り組みをリードした五条防犯推進協議会永松支部長の田中博さん(54)=同区=は
「街並みにとけ込みながら、安全をアピールをしたい。単なる提灯行列には終わらせない」と
話している。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009120800040&genre=K1&area=K1F 京都新聞
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