>>201 「車が離陸」県道での少年運転ベンツ事故、実は200km/h超過走行だった?
150km/hでなく、実は200km/h!? 群馬の事故ではクルマが離陸した
・群馬県警は5日、4日未明に伊勢崎市内で発生し、4人が死亡した交通事故で、右折
待ちをしていたクルマと衝突した直進車が事故当時、当初言われていた150km/h
ではなく、200km/hというケタ外れの速度だった可能性が高いことを明らかにした。
この事故は今月4日未明、群馬県伊勢崎市連取町の県道前橋館林線の交差点で
発生した。交差点で右折待ちをしていたクルマに、猛スピードで直進してきたクルマが
激突したというもので、さらに3台のクルマを巻き込む大事故となった。この事故で右折
待ちをしていたクルマに乗っていた4人のうち、運転席と後部座席に座っていた3人が
即死。助手席の男性も全身を強く打つ重傷を負った。直進車は衝突の衝撃で「離陸」し、
途中で運転していた19歳の少年を振り落とし、事故地点から200m先に落下し、原型を
留めぬほど大破した。
少年の運転していたクルマは事故を起こす直前にかなりのスピードで走っていたところ
が目撃されている。当初、警察は直進車のスピードを「150−160km/h」と発表して
いたが、その後の調べで衝突直前には200km/hをわずかに越えていた可能性が高く
なったことを明らかにしている。
事故の原因はタイヤ痕などから、直前に右折した別のクルマを避けようとハンドル操作を
誤ったとみているが、当初発表でも「常識では考えられない」とされていた速度がさらに
上方修正されたわけだ。無謀運転の一言で片付けてしまえば話は早いが、少年の運転
していたクルマは親名義のメルセデスベンツで、両親はこの少年にいったい何を伝えて
きたのだろうか。