厚労相 事務処理一括化の構想
長妻厚生労働大臣はハローワークを視察し、仕事の紹介に加え生活資金の
貸し付けなど、1か所で複数の事務処理ができる「ワンストップサービス」を提供
すべきだという考えを示しました。
長妻厚生労働大臣は19日午前、東京・新宿区にあるハローワークを視察しました。
そして職員から窓口の状況について「失業率が横ばいになっても、相変わらず仕事を
求める人は多く、混雑が続いている」と説明を受けました。
視察のあと、長妻大臣は記者団に対し、「自治体とも連携しながら、できるかぎり
ワンストップで事務処理ができる整備が必要だ」と述べました。長妻大臣としては、
ハローワークで、仕事の紹介に加え生活資金の貸し付けなど1か所で複数の
事務処理ができるよう体制を整備すべきだとしており、こうした方針を今週取り
まとめる緊急の雇用対策に盛り込みたい考えです。
長妻大臣は、再就職を目指す人が介護の現場で働くために訓練を受けている
専門学校も訪れました。受講生からは「希望者が全員きちんと訓練を受けられ
るようにしてほしい」とか「介護の仕事の賃金をもっと高くしてほしい」といった
要望が出されていました。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013210601000.html