橋下知事が関空補給金増を歓迎 空港併存問題の決着強調
大阪府の橋下徹知事は15日、国土交通省が2010年度予算の概算要求再提出で、
関西国際空港会社への補給金を09年度当初予算比から70億円増の160億円とした
ことについて「関空をハブ(拠点)空港化しないといけない、というメッセージだ」と述べ、
歓迎する姿勢を示した。
一方で「前原誠司国交相の『補給金という対症療法は抜本的に見直さなければならない』
との方針は大賛成。早くゴールを設定して(関西3空港併存)問題に決着をつけるべきだ」と
強調した。
概算要求の総額が過去最大の90兆円超となり、鳩山由紀夫首相が赤字国債増発を
容認していることには「それなら増税議論をやってほしい。国民は借金をしてまで給付金
を増やせ、ということは望んでいない」と注文を付けた。大阪市内で記者団の質問に答えた。
http://www.daily.co.jp/society/politics/2009/10/15/0002445740.shtml