新型インフル ワクチン接種、19日以降に医療従事者から開始 [09/10/09]

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1 @株主 ★
19日以降に接種開始/インフル

 国が新型インフルエンザのワクチン接種方針を決めたことを受け、県は7日、
県庁で市町村担当者らとの連絡会議を開き、県内の優先接種対象者への
接種スケジュールを示した。最優先の医療従事者約2万人に対する接種を
19日以降に順次開始し、今月末までに接種をほぼ完了させるほか、
11月上旬からは妊婦や基礎疾患がある患者、12月からは乳幼児や
小学校低学年の子どもへの接種を始める。

 県保健衛生課によると、県内の全医療機関890カ所の9割近くがワクチン接種を
実施する見込み。同課は13日にワクチンの卸売業者と打ち合わせを開いた上で、
具体的な接種開始日を決める。

 各市町村は19日から担当部署にワクチン相談窓口を設置し、ワクチン接種を
実施する医療機関名や優先接種対象者の接種スケジュールなどを広報するほか、
市町村ごとの接種数を毎月県に報告する。

 また、生活保護世帯などに対する負担軽減措置については、各市町村ごとに
減免対象者の範囲や減免額を決定。減免の財源は、国が2分の1、県と市町村が
4分の1ずつを負担するが、県と市町村の負担分については国の特別地方交付税で
充当される見通しという。

 連絡会議では、各市町村の担当者から「優先接種対象者の接種開始日を早急に
決めてほしい」という意見が相次いだほか、「高校生の接種開始が1月以降では、
大学受験に間に合わないのでは」という不安の声も出た。

 県健康福祉部の大西基喜・保健医療政策推進監は「対象者一人一人に遅滞なく
ワクチンを接種できるよう、正しい情報を周知していきたい」と話した。

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20091007222712.asp
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/imags2009/1007l.jpg