首相「小異を捨て…」福島氏「小異も中異も大異も大事」
連立政権で存在感アピールに腐心する社民党の福島瑞穂党首が8日、
民主党代表の鳩山由紀夫首相にかみついた。東京都内での連合の会合で、
首相が「小異を捨て大同についた形で連立政権が発足した」と説明。
その後にあいさつした福島氏が鳩山氏の言葉にあえて触れ、「小異も中異も
大異も大事にしながら頑張っていきたい」と訴えた。
7日には首相から沖縄の米軍普天間飛行場に関し、県内移設案を選択肢と
するかのような発言。同案に社民党は反対で、福島氏は8日に岡田克也外相と
会い「基地の件もよろしく」と念を押した。民主党の小沢一郎幹事長が意欲的な
官僚答弁禁止の国会法改正にも、社民党の重野安正幹事長が記者会見で
「多様な言論を担保する国会でいかがなものか」とクギ。溝は埋まりそうもない。
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/K2009100804530.html