藤崎駐米大使 記者会見中止の経緯説明 記者会見の相談、岡田外相に上がらず事務方の判断で会見中止 [09/10/08]

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記者会見の相談、岡田外相に上がらず=中止の経緯説明−藤崎駐米大使

 藤崎一郎駐米大使は7日、外務省の指示で中止されていた記者会見を再開した。
会見を中止した経緯について、会見を行うかどうか同省に相談したものの、
岡田克也外相にまで報告が上がらず、事務方の判断で会見中止に至ったと説明した。

 外務省は、鳩山由紀夫首相が、各省庁の事務次官らの会見を原則禁止する
方針を打ち出したことを受け、在米大使館やニューヨークの国連代表部の会見を
取りやめるよう指示。駐米大使の会見は9月17日から中止されていた。

 藤崎大使は「記者会見を停止することはないと思っていた」と述べるとともに、
在外公館には情報発信を果たす役割があると強調。「会見は重要な機会だ」と語った。

 岡田外相は9月の記者会見で、「大使は国を代表する者として赴任しており、
会見しないと困る」と述べ、従来通り会見するよう事務方に指示していた。 

http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-091008X266.html