首相“内需拡大に向け対策”
鳩山総理大臣は、亀井郵政改革・金融担当大臣と会談し、経済対策について
「やるべきものはきちんとやっていく」と述べ、内需拡大に向けて、必要な対策は
取っていく考えを示しました。
この中で、亀井郵政改革・金融担当大臣は「今の日本経済は楽観できる状況にない。
政府が民間への投資や内需拡大を責任を持つべきだ」と述べ、景気回復のため、
鳩山内閣として、内需拡大策を早急に打ち出すべきだという考えを伝えました。
これに対し、鳩山総理大臣は「経済が沈むようなことは絶対にしない。
今年度の補正予算の見直しを進めるなかで、切るものは切るが、やるべきものは
きちんとやって、内需を拡大していく」と述べ、内需拡大に向けて必要な対策は取っ
ていく考えを示しました。
また、亀井大臣は、秋の臨時国会の対応について、中小企業などの借入金の返済を
3年程度猶予するための法案や、日本郵政グループの株式や資産の売却を凍結させ
る法案を提出し、成立を目指す考えを伝えました。会談のあと、亀井大臣は記者団に
対し「内需を拡大するというのは国際公約でもある。鳩山総理大臣からは、思い切って
大胆にやっていくという具体的な話があったので、ぜひ頑張っていただきたい」と述べ
ました。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10015961831000.html