拉致家族からも悲しみの声=議連会長務めた中川氏に
超党派の議員でつくる拉致議連の会長も務めた中川昭一元財務・金融相の急死に、
拉致被害者の家族からも4日、悲しむ声が上がった。
家族会の飯塚繁雄代表(71)は「一番早くから拉致問題に取り組んでくれた国会議員で、
何とかして拉致問題を解決しようという気概があった。非常に悲しい」と肩を落とした。
同会事務局長の増元照明さん(53)は、中川氏から議連会長就任直後に「拉致議連は
ご家族のために何をすればいいですか」と声を掛けられたことが忘れられないという。
増元さんは「本当に情が深く、拉致問題に怒りを持っている人だった」と振り返った。
(2009/10/04-18:40)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009100400170