新型インフル死者の3割、細菌に同時感染
新型インフルエンザの死者の約3割が細菌に同時感染していたとの調査結果を
米疾病対策センター(CDC)が1日の週報で発表した。
5月〜8月に新型インフルで死亡した77人から組織を採取して検査したところ、
22人が肺炎球菌などの細菌にも感染していた。
肺炎球菌は、免疫力が落ちると増殖して、肺炎を引き起こし、患者が死亡する
一因となる。
CDCは「細菌は検出が難しいため、見逃されている可能性がある」と指摘、
同時感染が疑われる場合は抗生物質による治療を検討するよう勧めている。
(2009年10月2日19時06分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20091002-OYT1T00885.htm