参院選、2人区は複数候補擁立…民主・小沢氏
民主党の小沢幹事長は30日、静岡市で記者会見し、来年夏の参院選について、
「(改選議席が)複数となる県では、可能な限り複数の候補者を擁立するという方針で、
私の頭の中では考えている」と述べた。
2人区でも2人の候補を擁立する考えを示したものだ。
民主党は2007年の前回参院選で、2人区の12選挙区のうち、新潟を除く11道府県で
公認候補を1人に絞っていた。2人区での2人の擁立は「共倒れ」の危険性があるが、
参院でも単独過半数を狙う小沢氏としては、党の支持基盤を強固なものにするとともに、
自民党との対決姿勢を鮮明にする狙いがあると見られる。
また、小沢氏は、参院選での社民、国民新両党との選挙協力について「連立を組んで
力を合わせて頑張ろうということだから、選挙で3党で戦うことに変わりはない」と語り、
協力する考えを強調した。
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20090930-567-OYT1T00914.html