介護報酬300万円以上不正受給 事業所「すみれ」を指定取り消し 和歌山
2009.8.26 02:46
和歌山県は25日、和歌山市府中の指定通所介護・介護要望通所
介護事業所「デイサービスセンターすみれ」と、指定居宅介護支援
事業所「ケアセンターすみれ」(いずれも河部直樹社長)を介護保険法
に基づき31日付で介護保険事業者の県知事指定を取り消すと発表した。
県によると、デイサービスセンターすみれは、介護報酬を請求する
ための根拠となるサービス提供記録がないにもかかわらず、介護
報酬318万8738円を請求し受領。
ケアセンターすみれは平成20年9月から12月までの間、介護支援
専門員に行わせるべき業務のひとつである指定居宅介護支援の
給付管理業務を行わせず、介護支援専門員の資格を持たない併設
の訪問介護事業所の管理者が行っていた。
また業務を果たしていないにもかかわらず介護給付費63万3196円
を請求し受領していた。
県は先月、河部社長経営の「訪問介護事業所すみれ」について、
約4年間で約2千万円の報酬を不当に請求、受領したとして指定
訪問介護事業所の県知事指定を取り消している。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090826/crm0908260247003-n1.htm