経済団体や労働組合、それに全国知事会など9つの団体が、今度の衆議院選挙
で自民党と民主党が掲げる政権公約・マニフェストを検証し点数化したところ、
平均では自民党が46.6点で、民主党が52.7点でした。
民間の有識者らでつくる「新しい日本をつくる国民会議」・21世紀臨調は9日、
東京都内で「政権公約検証大会」を開き、経済団体や労働組合、それに全国知事
会など9つの団体が自民党と民主党の政権公約・マニフェストを検証し、それぞれ
が100点満点で点数化した結果を公表しました。このうち政権公約全体の総合的
な評価について、
▽経済同友会は、自民党については経済成長や外交・安全保障などにかかわる
政策が現実的であること、民主党については政権を担当した場合の最優先課題や
主要政策の財源などをわかりやすく示したことを評価し、自民党と民主党にいずれ
も45点をつけました。
▽連合は、民主党は政策の基軸を『生活者重視』に置いている点などが評価でき
るとして、自民党が45点、民主党が70点としています。
▽ 全国知事会は、自民党は地方分権改革に関するすべての論点が網羅的に
明記されていることなどが評価できるとして、自民党が60.6点、民主党が58.3
点としています。そして、これらの9つの団体の評価を平均すると、
▽自民党が46.6点、▽民主党が52.7点でした。21世紀臨調では、今月12日
に自民党の麻生総理大臣と民主党の鳩山代表による党首討論会を開くことにして
います。NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014806281000.html