オペルの信託化を検討 独政府、GM破綻に備え
ドイツのグッテンベルク経済技術相は14日、米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)
が経営破綻した場合に備えて、ドイツ子会社オペルの一時的な信託化を検討していることを
明らかにした。オペルの資産を保護すると同時に、つなぎ融資を実施するための措置とみら
れる。
ドイツ政府はこの日、オペル問題についてメルケル首相をはじめ経済技術相や財務相らが
協議。イタリア自動車大手フィアットやカナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナル
に、オペルに対する最終的な買収・出資計画について、20日までに提示するよう求めること
を決めた。
オペルはドイツ国内に約2万5000人の従業員がおり、同政府は早急にオペル支援策を
まとめる考えだ。
http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009051401001159.html