大阪府東大阪市で昨年12月29日夜、タクシー運転手・後藤利晴さん(67)が
殺害され売上金数万円が奪われた事件で、現場に落ちていたたばこの吸い殻から
検出されたDNA型が、3月にコンビニエンスストアで強盗をしたとして逮捕された
大阪市平野区、警備員の男(37)(起訴)のDNA型と一致したことが、わかった。
後藤さんを襲った男は、乗車場所の同区に土地鑑があるとされ、府警捜査1課は、
警備員が同区居住である点も重視。今後、後藤さん殺害事件との関連を追及する。
後藤さんは昨年12月29日夜、平野区から乗車した男の指示で東大阪市に
向かい、停車したところを背後からナイフで切りつけられたとみられ、翌30日朝の
発見時には既に死亡していた。
一方、警備員は3月27日未明、大阪市東住吉区のコンビニに押し入り、
サバイバルナイフで店員を脅して約5万円を奪ったとして同日逮捕され、
今月16日に強盗などの罪で起訴された。
捜査関係者によると、後藤さん殺害事件の関連捜査で、警備員のDNA型を
調べたところ、殺害現場近くにあった複数の吸い殻のうち1本から検出された
DNA型と一致したという。
同府内では、松原市でも今年1月5日、別のタクシー運転手が襲われ
重傷を負う事件が起きている。goo YOL
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20090422-567-OYT1T00098.html