男女が交際相手を探す「出会い喫茶」が児童買春などの温床になっているとして、
警察庁は18日、規制の強化を検討する研究会の初めての会合を開きました。
「出会い喫茶」は、会費を払った男性客が女性客を指名する店で、児童買春などの
温床になっていると指摘されていますが、風俗営業法の対象にはなっておらず、
年齢による入店制限などは設けられていません。会合では、警察庁の巽高英生活
安全局長が「自治体によっては条例で独自に規制しているが、店をきっかけにした
児童買春事件が増えており、全国一律に規制すべきだという要望が寄せられている」
と述べました。研究会では、「出会い喫茶」を新たに風俗営業法の対象に加え、
18歳未満の少女の入店禁止など、規制の内容について意見を交わしました。
研究会では、ビジネスホテルを装って、学校の近くなどの禁止区域で営業する
いわゆる「偽装ラブホテル」についても、規制の強化を検討し、ことし5月までに
規制の内容を盛り込んだ報告書をまとめることにしています。NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014844021000.html