漢検協会が理事長ファミリー企業の経費肩代わりか [03/18]

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1GLEY(第拾一期卒業生)φ ★
 公益法人として不適切な運営が表面化し、文部科学省から改善指導を受けた財団法人・
日本漢字能力検定協会(漢検協会、京都市下京区)をめぐる問題で、大久保昇理事長が
代表を務めるファミリー企業「文章工学研究所」から協会評議員の1人に対し、漢字能力
検定とは別に行われている検定事業の監修料として、少なくとも過去2年間にわたり
年600万円が支出されていたことが17日、わかった。

 協会から同研究所には「調査研究費」名目で同額の年600万円が支出されており、
協会が同研究所の経費を実質上肩代わりしていた可能性が浮上した。

 関係者などによると、同研究所は文章作成支援ソフトの開発などを目的に、平成2年にこの
評議員が設立し、10年に大久保理事長が代表を務める不動産賃貸・出版会社「オーク」
(同市西京区)が譲り受けて子会社化。オークは9年に任意団体の日本語文章能力検定協会
を別に設立し、独自の検定事業を実施している。

 一方、文科省などによると、漢検協会は同研究所に対し、少なくとも18、19両年度に調査
研究費として年600万円を支出。協会側は2月に開かれた協会の評議員会では、同研究所
について「日本語に関する研究ノウハウの蓄積がある」と有益性を説明したという。

 大久保理事長に研究所を譲渡した評議員は、産経新聞の取材に対し、「(譲渡直後の)平成
10年ごろから、月50万円、年間600万円を研究所からもらっている。日本語文章能力検定
協会が行っている日本語文章能力検定の監修料と理解していた」と証言。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090318/crm0903180200003-n1.htm
2GLEY(第拾一期卒業生)φ ★:2009/03/18(水) 02:41:08 ID:???0
 本来は日本語文章能力検定協会や同研究所などが支出すべき監修料を漢検協会が実質
肩代わりしていた可能性もあるが、評議員は「私は日本語文章能力検定の検定料から出て
いると思っていた」と話している。

 法人登記などによると、同研究所の本社所在地は漢検協会と同じ住所地で、役員は大久保
理事長の長男の同協会副理事長など一族らで構成されている。社員はこの評議員1人だけで
「会社としての実態はなかった」と証言する協会関係者もいる。文科省は今月10日、協会に
示した改善指導の中で、協会と同研究所の関係について「取引全般の必要性が不明瞭」として
取引解消を含めた抜本的な対応を取るよう求めている。

 公益法人の評議員会は、一般的に法人の執行機関を客観的に牽制(けんせい)する役割が
求められているが、指導で同省は、漢検協会の評議員会について「チェックが必ずしも十分で
なかった」として、構成の見直しや役割分担の明確化などを求めた。

 漢検協会は「わかる者がいないので答えられない」としている。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090318/crm0903180200003-n1.htm
3Ψ:2009/03/18(水) 02:51:33 ID:AqkoiEG70
>わかる者がいないので答えられない
答えたくない、という意味だろ。
4Ψ:2009/03/18(水) 21:06:50 ID:EZq0Qu1NO

【行政】 公益法人に認められない多額の利益を上げていた漢検協会に「説明責任果たせ」 塩谷文科相が大久保理事長らに記者会見要請

http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1237377123/
5Ψ

【資格/検定】日本語の読解力や表現力を判定する『言語力検定』が今秋登場--財団法人『文字・活字文化推進機構』が実施 [03/20]
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1237481487/