岐阜県が02〜06年度に農林水産省と国土交通省から受給した補助金をめぐる不正経理を
会計検査院から指摘された問題で、同県は3日、02〜08年度の他省庁分も含む国庫補助事
業と県単独事業に対象を広げた自主調査の結果、国庫補助事業で1487万円、県単独事業
で2380万円の計3867万円を不正に経理処理をしていたことがわかったと発表した。
消耗品の需用費では、土木用資材や機材、高校の書籍が発注と異なる年度に納入された
事例があった。旅費では、国庫補助事業と県単独事業のいずれにも目的外の出張が含まれ
ていた。「カラ出張」はなかったという。賃金については、架空請求による「カラ雇用」や目的外
の支出はなかったとしている。
http://www.asahi.com/politics/update/0303/NGY200903030005.html