人事院の国家公務員倫理審査会は26日、08年度の国家公務員倫理法の違反者が
08年末時点で258人に達し、過去最多になったと公表した。6割にあたる157人が、
タクシー運転手からビールや金品をもらう「居酒屋タクシー」問題での処分者だった。
倫理法が施行された00年度から増加傾向にあり、都道府県労働局の不正経理問題で
処分が相次いだ05年度の222人を上回った。報告を受けた公務員倫理に関する懇談会
のメンバーからは「数が少なすぎる。隠されたものがオープンになれば、もっと出てくるの
ではないか」との意見も出た。
http://www.asahi.com/politics/update/0226/TKY200902260217.html