>>811(前スレ)
昼間はあまりインタネットを覗けないので、またまた大亀レスで済みません。
●wikiを探し出して読んでみましたが、「通貨スワップ」とか「為替スワップ」とかいう言葉はデリバティブの世界の用語のようですね。
私が経験した為替ディーリングの世界では、スワップといえば「現物と先物の交換」のことに決まっていますから、単に「スワップ」としかいいませんでした。
しかし、そのスワップも広義のデリバティブに含まれるともいえるので、本来(狭義)のデリバティブと区別するためにこういう用語を使うのでしょうか。
さらに世間では「スワップ」という言葉をコンピュータ関係や(甚だしきは)夫婦間の行為に関する場合にも使いますから、新聞報道などでは一般の人にも理解しやすいように「通貨スワップ」という言葉を使ったのでしょうが、
それが必ずしもデリバティブの世界の言葉と同じ意味とは限らないと思います。
●実は私には、wikiの説明の中の「取引の開始及び終了時点で元本の交換も行われる通貨スワップ」や「為替スワップ」と「為替ディーリングの世界のスワップ」が夫々どう違うのかがよく分からないのです。
多分この筆者は(というかデリバティブの世界では)「為替市場内の取引か否か」、「正規の為替予約が行われたか否か」、「差金決済か否か」、「金利スワップを含むか否か」などによって区別するのかもしれません。
更に「先物取引」と「先渡し取引」も区別するようですが、「政府間のスワップ取引がデリバティブ取引の形を採る」ということはちょっと考え難く、むしろ「為替取引そのもの」と考える方が自然ではないでしょうか。
少なくともここ2chのスレでは、そのような区別を考える必要はないと思います。
(続く)