昨年1年間に刑法犯で摘発された少年は前年比11.9%減の9万966人で5年連続の
減少となったことが19日、警察庁のまとめで分かった。10万人を下回るのは昭和30年
以来という。
警察庁によると、成人も含めた刑法犯全体に占める割合は26.8%だった。罪種別では、
窃盗犯が最も多く5万2557人、自転車などの占有離脱物横領が2万594人、粗暴犯が
8645人。
薬物犯のうち、覚せい剤取締法違反で摘発されたのは前年より56人少ない249人と
なった一方、大麻取締法違反は48人多い227人だった。また、校内暴力事件が88件
増の1212件となり、6年連続で増えた。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090219/crm0902191022010-n1.htm